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関西学院大学競技スポーツ局

INTERVIEW

冨田宏治関西学院大学競技スポーツ局局長インタビュー

「Kwanseiコンピテンシー」としての関学スポーツ

聞き手(以下:Q):最初にスポーツ局設立に至った経緯について教えて下さい。

冨田初代局長(以下:冨田):少し大きな話になりますが、本学が2039年に創立150周年を迎えます。そこを目指し、関学として超長期ビジョンと長期戦略を策定したのです。

その中に、競技スポーツ局のことも含めた。
今まで課外活動として位置づけてきた体育会の活動を正課外教育という位置づけに切り替えていこうと。

正課教育と課外活動。教育がメインで正課、体育会とか、それから文化系のクラブの活動をそれは正課外だからと切り分けて来た。そういう発想を変えて体育会も含めた課外活動、特に体育会についてはとりわけ重視し教育の一環と位置づけようと考えた。

教室で行われる教育も、グラウンドで行われる体育会の活動も、ともに教育だと。
そういうふうに位置づけた時に、体育会の活動をどのように変えていくべきか、検討し始めたのです。

大学の直轄の組織として競技スポーツ局というのを立ち上げて、その中に今までの体育会の各クラブに加盟をして貰い、今まで課外活動としてやってきた活動を競技スポーツ局が教育の一環として実施する。もちろん何もかも大学で準備できればいいんだけれど、現実的には無理なので、加盟した団体とも協力しあって必要な体制を整えていく。そういう体制を作ろうという話なのです。

なぜ体育会活動を正課と並んだ教育の一環、正課外教育という形で、教育と並列にする、というようなことを考えたのかというと、長期戦略の中で本学の教育目標を明確にしたんですね。すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に身につけてほしい知識・能力・資質。それを「Kwanseiコンピテンシー」として、10の知識や資質や能力として整理した。

その中に、例えば「困難を乗り越える粘り強さ」という項目があります。

もちろん10個の項目の中には、幅広い教養とか高度な専門性とか多様性への理解とか教育を通じて、身につけるものもあれば、「困難を乗り越える粘り強さ」というような、まさにスポーツ活動の中でこそ身につくものもある。

そして「誠実さと品位」というという項目もある。

この2つの項目こそ、本学の関西学院大学の体育会が、それこそ100年近く掲げ続けてきたノーブル・スタボネスの精神なのです。

Stubborn(意味:不屈)とは、粘り強い根性なのですが、それはあくまでも気品があるものじゃなきゃいかん。Noble(意味:高潔な崇高な、称賛に値する)じゃないといけない。Nobleの意味は気品だし品位。どれだけ泥まみれになって戦っていようが、絶対に品位を忘れない。

それが関学らしさだ。

体育会がノーブル・スタボネスって言葉をずっと100年続けて唱え続けてきたのだから、その中にある品位っていうのを関学生として大事にすべきものとしてしっかりと「Kwanseiコンピテンシー」の中に位置づけようと。そうなると、それを掲げてきた体育会というのはそういう品位を身につける最高の場なのだと。だからこそ単なる課外活動ではなくて、明確な教育の一環として体育会の位置づけを変えていこうという話になった。

その昔、関学のヨット部のOBがヘルシンキ五輪に出場した時に持ち帰り、部訓として語り継がれるドイツの哲学者のカールダイムの詩、「堂々と勝ち、堂々と負けよ」という言葉。ファイターズ(アメフト部)もずっと掲げて来たこの詩も、まさにノーブル・スタボネスの精神。

それからよく僕が言っているのは、覇者に留まらずに、王者になれ。と。ファイターズというのは押しも押されもしない王者の風格を備えている。

女子ラクロスは、前に全国優勝した時に、ラクロスが強いチームは他にもいるけど、でもやっぱ勝つべきところが勝ったよね、と評価された。これはすごく良いことだ。そこには強さだけではない何かがあるという、そういう品位が評価をされた。勝つべくして勝ったって言われる、これくらい誇りを持てるものはない。

これこそが関学の競技スポーツが目指すものだと。

そういうことが大学の目指すべき指針として、長いスパンで大学教育のあり方を考え直す時に10のコンピテンシーとしてしっかりと組み込まれた。競技スポーツは単なる課外活動ではなく正課外の教育なんだと位置づけられた。

そのことを本格的に実現していくための組織として競技スポーツ局が立ちあがることになったのです。

関西学院大学競技スポーツ局 冨田宏治局長インタビュー

正課外教育として支援する意義

Q:課外活動から正規のプログラムになることによって学生にどんなメリットがありますか。

冨田:もちろん今まで通りの学生たちが主体的に自主的にさまざまなことに取り組んでいてもらうということが大事なのだけれども、大学の組織としての競技スポーツ局を学生支援機構の下に置いて、安全性、健全性、学業との両立といった事について教育の一環として、大学が直接いろいろな形で支援をするという事。

まず重要視されるのは、安全性ですよね。

今までも部活動を通じて、不幸な事件が起こっているし、身近な例で言えば熱中症ひとつとっても、しっかり安全対策が取られているか、必要な体制を整えた下で安全安心を確保出来ているのか?そういうことについて大学がちゃんと指導を行っていけるようにする。

もちろん競技スポーツ局に加わったとしても、あくまでも学生の主体的に取り組んでもらうことは重要です。
ノーブル・スタボネスを身につけていく、そういうことを考えると、それは当然自主的な活動でなければ身につかない。学生が自ら成長していく仕組みとして活動を続けつつ、必要な安全性や健全性の確保については大学が責任をもってやっていく。そういう形になっていくのです。

もう1つ大事なのは学業との両立。

関学体育会というのは、ずっと昔から一応掛け声としては文武両道と言って来て、実際、幾つかのクラブは自主的に学業の振るわない学生は試合に出させないという独自のルールで部活動をやってきた。関学体育会は、伝統的に文武両道を掲げてきたし、強い、うまいだけでなく学業を両立させてこそ学生スポーツだっていう、もともとそういう風土があった。

それを体育会全体で明確にしようとなった。

スポーツ推薦で体育競技の競技力に優れた学生に入学して貰い、その力を競技活動の中で大いに発揮してもらう訳ですが、でもスポーツ推薦で入ったのだから学業はどうでもいいとか、卒業しなくてもいい、とかにはならない。そこで、体育会員である以上、絶対に一定の学業水準を満たさなければ試合出場を認めないという事を制度化しようと、今回のKGADの立ち上げの2年前に先行して、Academic Eligibilityという制度を作ったのです。

強制っていうわけにいかないので、体育会に入部する学生は全員入部の時点で誓約書を書いてもらう。皆さん全てにこの制度が運用されますと。私は「もし学業が不十分だったら試合に出られないということに同意します」と。

そうすると当然現場の監督からは「この選手が出られなかったら試合に勝てずに困る」みたいな話も出てくる。だから現場にもこの制度をしっかり守るようにお願いをする。
学業がおろそかになってしまっている学生が出ないようにして欲しい、出れば絶対に試合に出しちゃダメですよという誓約書に部長にもサインしてもらう。当然監督にも守ってもらう。そういう何段階にも約束をして制度を遵守する、そういう仕組みを作って実行しています。

1年間やってみてびっくりしたのは、体育会の学生はすごく頑張っているという事。

学業成績は良くないと思われがちだけど、みんな学業と両立しようと懸命に取り組んでいる。どうしたって留年する、6年間かかっても卒業できないような単位取得状況の学生が一般でだいたい3~4パーセントくらいは出るわけですが体育会は制度施行によって2%以下となった。

要するに競技活動にも取り組んでいることを考えれば、ものすごく頑張っている。しかもその上で修学支援プログラムを外部に委託して行ってもらうのですが、それを受けた学生たちは学習意欲が高まる。つまり単位取得が足りない学生に、半年間チャンスを与え、その間、修学支援プログラムを受けて貰い、半年後の成績で解除できるかどうか見極めるのですが、多くはクリアしていくんだよね。みんな頑張る、そういう意味で体育会の学生はポテンシャルが高い。

スポーツをやってるから、俺は勉強できなくてもいいんだとか、そういうふうに思わずに関学の学生には二兎をあえて追えと。二兎追うことで鍛えられるのだからと。
二兎追って、両方実現したときにそれは本当の王者となっている。学生にはそういうことにあえてチャレンジしていってもらいたいし今の学生にはクリアできるポテンシャルがある。

これに加えて競技スポーツ局として安心安全のための機能と体制をしっかりと学生自身の力によって確保すること。

チームドクターの制度や経験のあるトレーナーの確保。各部が自力でプロのトレーナーを雇うとなれば大変です。プロのトレーナーとはすでに契約しているけれども、それと同時に競技スポーツ局の中で学生トレーナーの共有化や組織化を進めたい。

もともと大きな組織であるアメフトとかラクロスとか。そういうクラブは自前のトレーナー集団を持っている訳だけど、そうじゃないクラブも多い。それなら組織化して、競技スポーツ局として、別の競技を支えても良いのではないかと。競技スポーツ局の下で学生時代に自分はトレーナーとしてファイターズを支えたとか、ラクロス部を支えたとか様々な経験を積むって事も学生のキャリアになる。

フィールドで活躍するのだけがスポーツではないわけです。

今のスポーツっていうのは情報戦で、参加する学生スタッフがそれぞれの役割を果たさないと中々勝てない。例えば、トレーナーだけじゃなくてアナライジングのスタッフなんかも重要です。まだそういう文化のないクラブもありますが、どんなクラブでも関西のリーグ戦で勝ち抜こうと思ったら相手を分析する情報戦は重要。そこを組織としてサポートする。学生にとってはそういう形での競技スポーツへの参加の仕方もある。

あと、学業をサポートするチューターのチームね。もう体育会の学生である必要はないでしょう。それこそ各学部の成績上位者をヘッドハントして、体育会の学生の学業を支える講師団を組織化していく。競技スポーツ局にはそのような様々なチームが組織されていて、各部がそのリソースを利用して更に強くなる。

学生の主体的な力を組織しながら、その活動を競技スポーツ局が支援して安全性と健全性を両立して進めていく。そういう仕組みができたらいいですよね。

スポーツ局を作るというと、世間では、学生スポーツの商業化を目指している、と捉えられる向きもありますが、うちが目指すのはそうではなくて、先ずは安全性・健全性、学業との両立の3本柱を実現していく組織づくりを実現する事を最初のミッションとして定めたい。もちろん、それを継続的に支えていくためには一定のお金を稼いでいなきゃいけないので、必要なパートナーシップやスポンサーシップをお願いしたり、スポーツコンテンツを配信して、ファンを増やすマーケティングをする。その事によって競技スポーツ局の活動を支える財源を確保するという、そういう順番で進めていきたいと思っている。

例えばAcademic Eligibilityがあるから、当然リクルーターは、各スポーツを頑張っている学生のところにいって、悪いけどうちは単位取らないと、卒業できないと試合に出れないからね、って言わなければならない。いや、それだったら関学には行きたくない、じゃあ他の大学に行きますって話になるかもしれない。だけどその学生が無理して来たらやっぱり不幸なことになっちゃう可能性がある。

となれば、最初からAcademic Eligibilityを理解して学業にも取り組みたいという学生だけをリクルートしてくるわけで、クラブの競技力が落ちる可能性もある。

そうだからと言ってAcademic Eligibilityをやめようというふうには考えない。

そこで二兎追う事で、ひょっとしたら本当の意味で強くなるクラブがでてくるかもしれない。もしクラブが強くなれば、それが強みと呼ばれるし、そうならずにやっぱり勝てないということになれば、それは弱みと言われても仕方がないかもしれない。

それでもあえて二兎を追う学生を選ぶというのが我々の選択だ。そういう話です。

Q:安全・健全・学業のほかにも地域社会への貢献がありますが、具体的になにかお考えの事がありますか?

冨田:大学自身が地域社会の中で愛される大学でありたいと思うんだよね。残念ながら大学は地域社会にとってみればかなり迷惑な施設だったりする。

でも近隣住民の多くの人はスポーツを決して嫌いじゃないし、関学の学生は自分の身近なところにいる。地域の中で練習していて、町中で普通にすれ違っているかもしれない。ご飯屋にもやってきて、わんさわんさと食事してくれるわけで、そういう人たちにとってみれば関学の学生っていうのは、自分たちのご贔屓のチームやアスリートになりえる。

地域の人に愛されるには、もっともっと地域に貢献する、そういう活動をやればいいんじゃないかと思う。特に体育会の学生たちにとってみれば、地域の子供達にスポーツの手ほどきをするという、ごくごく当たり前にできるはずのことがある。もちろんそれぞれのクラブで既に実践しているところもある。あのかっこいいお兄ちゃん、お姉ちゃん達みたいになりたい。と思う子供がもし出てくればそれは将来のリクルートに繋がるかもしれない。地域の中でスポーツ教室だとかそういうものをもっとやっていったっていいだろう。

剣道部なんかは全国の高校の剣道部を集めて関学剣道部主催の全国剣道大会をやってる。
リクルートに繋がるかもしれないけど、それだけではない。参加選手は別にウチに来てくれるとは限らない。でもやっぱり全国で剣道やっている高校生たちにとって関学に行って関学剣道部主催の全国大会で関学の体育館で剣道をやるっていうそれは一つのステータスになっている。この大会を準備するためにすごい作業と労力もかかると思うんだけど、部として剣道の試合に勝つことと並んで、これも重要なクラブの活動だと思うんだよね。

クラブ活動っていうのは単に試合に出て勝つことだけに限定しないで、もっとみんなが力を合わせて、やれることを増やしていくっていうのは絶対いいことだと思う。そういう活動の局面の中で、プレイヤーではなくとも重要なメンバーとして経験を積んでいくことっていうのは本人のためにもなるし、そういうことを提供していけるクラブが増えて欲しい。

だから地域貢献とか社会貢献というのは重視している。
そしてファンが増えれば例えば大事な試合になった時に地域の人たちや子供たちがワーワー応援に来てくれる。その子供たちの声援の中で勝てたら選手たちにもとても良い経験になる。

まだまだ自分たちのことで精一杯なクラブも多いと思うけど、競技スポーツ局が目指すものはそこをさらに超えていかなきゃいけない。

関西学院大学競技スポーツ局 冨田宏治局長インタビュー

“Mastery for Service” を体現するアスリートを世界へ

Q:企業との繋がりについては、どんなことをお考えですか

冨田:1つはちゃんと大学全体の目標としての「Kwanseiコンピテンシー」を競技を通じて身につけ、企業で貢献できる人材を輩出するという事。

競技スポーツ局がそういう能力の高い学生育てていく。その活動にスポンサーシップとして支援して頂く。そういうことができるといいかなと思っています。つまりこの競技スポーツ局は課外教育の一環として、そういう粘り強さだとか品位を身に着け、スポーツをやって勉強も疎かにしない、二兎追った経験を持って、その二兎を両立した経験を持っている人材を育てていく。

卒業生がプロや社会人チームで活躍をするというだけではなく、企業のビジネスの現場で活躍をする人材を送り出す。そういう先輩の姿をみてもらうことが、競技スポーツ局傘下の学生だけじゃなくてすべての関学生に影響を与える事になる。

そういう関学の取り組みに共感した企業のロゴが入ったユニフォームを着てプレーをしても良いと思う。もちろん、その競技で認められていることが前提だけど、それは単に企業の宣伝という以上の意味、競技スポーツ局が実現しようとている人材育成。そこに共感してくれるスポンサーにサポートして頂く。そういうことが実現すればと思う。競技スポーツ局の推進する安全・健全、学業の両立を掲げた活動だからこそ支援する価値がある。そう考えて頂ける企業が出てきて頂ければと思います。

指導者だって本当に良い指導者を連れて来なきゃいけないわけで、勝ちゃいいというだけの指導者では困る。勉強につまずいている学生に対してもフォローしてくれるような指導者を選ぶ。さらにはそういう指導者を育てていかなきゃいけないとは思うんだけれども、本当にいい循環が作れるように、サポートしてくれるそういう企業と巡り会えれば良いなと思っています。

Q:企業のお話を聞いていると、企業との連携事業、例えば競技スポーツ局全体の選手やトレーナー、アナライジング等、競技スポーツ局の持つ様々なリソースを活用して、スポーツ系の会社などと協業するような事は?

むろんアリでしょうね。

学生スポーツの商業化みたいなことがメディアに出だした頃に心配したのは、プロのように学生アスリートたちがユニフォームにロゴを背負ってくれる、そういうところにお金を出しましょうというような形では勝利至上主義一辺倒になってしまう。

指導者にしても、今は、卒業生が教えに来て監督やってくれていて、なかなかそういう伝統みたいなものから抜けきれない部分もある。とにかく走ればいいんだとか練習は長ければ良い、それでは困るよね。学業と両立しなければならないんだから。練習に合理性は必要。

そういう部分をスポーツサイエンスの知見をいれて支援していただける、あるいは協業していただける企業あるなら大いに大歓迎ですよね。そして本学内でも授業では科学的なスポーツの研究や授業をされていている先生方もいらっしゃる。それも今後、競技スポーツ局と連携してもらって学内の資源も大いに活用していきたい。

そんな方向に広がっていくといいかな。

Q:そうですね。何かしら関学の学生が企業と連動する中で何か新しいものが生まれるのであれば、これは企業にとっても学校にとってもwin-winな状況だと思いますし。夢が広がりますね

大学のスポーツあり方が変わっていくことによって、たぶん日本全体のスポーツのあり方が変わっていくことになると思う。

競技スポーツ局で4年間、スポーツと勉強に取り組む。例えプレイヤーとして活躍できなかったとしても、スタッフとして活動していたとしても、自分の能力を磨いて、次の世代の指導者となる。そのサイクルが循環し始めれば関学のスポーツの在り方も変わるし、その人たちが体育の先生になって、あるいはそれぞれの教科の先生になって小中学校でクラブの指導してくれるようになったりしていけばきっと日本の学生スポーツの未来は変わる。

関学のアスリートは、品位をもって、粘り強くかつ科学的で合理的な環境のもとで4年間頑張ってやってきたんだという、その実経験を持って毎年6~700人が社会に出ていく。その経験をどこかで再生産してくれる学生がいれば変わるんです。

なんて夢を描いてもいいよね。

Q:10年後20年後どんなビジョン描きますかって聞こうと思ったんですけど、自然と見えてきましたね。

だから結局、学校がやることってなにかっていったら、とにかく人を育てるということでしょ。その育った人を社会に送り出していく。その送り出した人達が活躍をして社会を変えていくって、大学が出来ることはそれしかない。

もちろんより有能な、より使える人、より優れた人を送り出すためには、やっぱり強い競技スポーツのチームである必要がある。でも強いだけじゃダメ。

強いだけじゃダメなんだ。覇者ではなく王者たれ。
そこのところ常に言い続ける、そういう組織であり続けたいと思います。

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